国土交通省は8月31日、高齢者や子育て世帯などの居住の安定化を進める先導的な支援に対して補助を行う「スマートウェルネス住宅等推進モデル事業」の一般部門の追加募集を開始した。具体的な対象物件が定まっているプロジェクト提案のほか、改修方法や設計手法などを対象とした「システム提案」もあらたに募集する。受付期間は10月3日まで。
システム提案の主な募集テーマは、高齢者の身体機能や認知機能の低下などに配慮した住宅の改修方法や介護しやすさなどに配慮した設計提案など。補助の対象は住宅の整備(改修のみ)と、技術の検証(居住実験など)の2つのカテゴリー。住宅の整備に対する補助は1戸あたり上限100万円。住宅の整備のための設計・監理に対する補助は1戸あたり上限20万円。
問い合わせはスマートウェルネス住宅等推進事業室。
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