家づくりコンサルタントのホーム・エージェント(茨城県石岡市)は9月1日の「防災の日」から、東日本大震災で震度6弱以上を観測した茨城県つくば市・石岡市・小美玉市などを対象に、家具転倒防止器具取付けサービス「防災デリバリー」の提供を開始する。
「防災デリバリー」は、単に防災グッズを届けるのではなく、地震時に家庭内事故の原因になりかねない家具類の転倒防止を目的として、転倒防止器具の取付けまでを行うサービス。同社がこれまでリフォーム事例に立ち会い、住環境を見るなかで、現在の住宅が抱える課題を把握し、自分では対応しづらい・対応できない人のためにサービスを提供するに至ったという。
サービスの対象物は、9階以内の一般住宅・事務所にある一般家具・TV・冷蔵庫などで、戸建て住宅・マンションにかかわらず利用できる。賃貸住宅の場合は、所有者または管理者の承諾が必要となる。10階以上の場合も相談を受け付ける。
販売価格は、基本料金(配送・取付け30点まで)が8000円(税別)、個別商品代金が1点1000~6500円の選択組合せ(税別)。
サービス対象地域は、茨城県つくば市・桜川市・石岡市・小美玉市・かすみがうら市・土浦市。その他の地域は別途見積りの上で対応する。対応地域は順次拡大する予定。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。