グラスウール断熱材メーカーのマグ・イゾベールは9日、東日本大震災により被災した茨城県明野工場が連休中に稼動を再開したと発表した。
これにより、硝子繊維協会が加盟するメーカー5社のうち被災したマグ・イゾベールの土浦工場、明野工場(ともに茨城県)、パラマウント硝子工業の長沼工場(福島県)の3工場がすべて稼動を再開し、震災前の供給体制に復旧した。
同協会によると、加盟各社が需要安定のために韓国、タイ、アメリカから4月に合計4000トンを輸入してきたグラスウールも、今後は実需の推移をみながら順次削減していく見通しだという。