大建工業(大阪市北区)は8月11日、インドネシアにおける内装ドアの新生産拠点「PT.Daiken Dharma Indonesia(ダイケン・ダルマ・インドネシア=DDI)」の開業式典を現地で行い、本格稼働を開始した。
同社は2025年までの長期ビジョン「GP25」の第一ステップとなる中期経営計画で、ASEAN地域を中心とした海外市場を最重点市場の一つとして位置づける。インドネシアでは、住宅建材の販売拡大に向け、2012年10月に首都ジャカルタに事務所を開設。2014年1月には、現地企業との合弁により内装建材の施工販売会社PT.Suseta Daiken Indonesia(スセタ・ダイケン・インドネシア=SDI)を設立した。
今回の新工場の本格稼働により、ジャカルタを中心としたインドネシア国内市場において、インドネシアで事業展開する日系のディベロッパーやハウスメーカー、さらに現地ディベロッパーに対して積極的に提案を進める。DDIとSDIが連携し、製品の供給から施工までを一貫して請け負うことにより、事業拡大を図る。将来的にはインドネシア国内にとどまらず、ASEAN地域における内装ドアの供給拠点として、さらなる事業拡大を目指す考え。
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