東京都内の中小企業の持つ技術や素材等をテーマに新規用途開発とビジネス全体のデザイン提案を募る「東京ビジネスデザインアワード」(主催=東京都、企画・運営=公益財団法人日本デザイン振興会)は8月17日、都内企業から募集した全11件のテーマを発表し、デザイナーからの提案応募受付を開始した。受付期間は11月4日まで。
全11テーマのうち、木材を使用するものでは、細田木材工業(江東区)の「東京の杉を使った地産地消の『木材加工技術』」が選ばれた。東京多摩地域の間伐材などを有効活用することで地域創生を通じた社会貢献につなげるもの。
同コンペにより「テーマ」 と「提案」のマッチングが成立した「テーマ賞」受賞提案には、製品開発や知財対策に関するアドバイス等と、企業による事業化・商品化への支援が行われる。
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