全国750金融機関、1万6000の住宅ローンプランを比較できる「WhatzMoney住宅ローン」を手がけるWhatzMoney(東京都新宿区)は8月9日、全国750金融機関の住宅ローン金利状況を調査して公開した。
10年固定金利型の主要銀行(ネット銀行・都銀・信託・地銀75行)の金利動向は、平均金利が0.991%で前月比0.018%の低下となった。長期金利低下の影響で過去最低水準に到達し、初めて1.0%台の大台を割り込んだ。
一方、変動金利型の主要銀行(ネット銀行・都銀・信託・地銀75行)の平均金利は0.981%で前月並みだった。10年固定金利が金利引き下げの一方、変動金利は金利引き下げがなく、変動金利の金利水準は下限に到達したとの見方を示している。
フラット35は、7月に続き過去最低金利となった。最安金利は返済期間20年以下のプランで0.830%、21年~35年のプランで0.900%だった。
8月1日現在、最も金利が安い住宅ローンは、三井住友信託銀行、じぶん銀行、住信SBIネット銀行の固定金利型0.300%となっている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。