LIXIL(東京都江東区)は、運営するLIXILギャラリー(東京会場)において、9月8日から11月26日までの期間、巡回企画展「水屋・水塚 -水防の知恵と住まい-」展を開催する。
近年の治水整備が整う以前、洪水の危険に常にさらされてきた地域では、水屋・水塚といった水防建築によって、人や食物、家財道具などを避難させ守ってきた。今回の企画展では、中部の木曽三川や関東の利根川、荒川など、全国の洪水常襲地帯に残る水防建築類を、写真を中心に紹介。また、関連の模型や当時使われていた独特の農具など約60点を展示する。
先人たちの経験や知識を生かした「河川伝統技術」による水防建築を通して、川とともに生きる暮らしの中で生まれた住まい方を再考する。
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