住宅の地盤調査・建物検査を手掛けるジャパンホームシールド(東京都墨田区)と東急リバブル(東京都渋谷区)は、共同出資により新会社「ファーストインスペクションサービス株式会社」(東京都渋谷区)を設立したと発表した。
10月より、東急リバブルの売買仲介サービス「リバブルあんしん仲介保証」における建物検査・住宅設備検査や、東急リバブルが提供する不動産関連サービスの窓口として業務を行う。
2012年に開始した「あんしん保証」の建物検査は、当初からジャパンホームシールドが担当してきたが、検査品質の維持・向上や増加する検査件数に対応できる体制を構築するため、共同での新会社設立に至ったという。
国土交通省が今後10年間の住宅政策の指針として発表した「住生活基本計画」では、中古住宅の市場規模を倍増させる目標が掲げられ、建物状況調査(インスペクション)等を活用した品質の確保が求められており、需要の高まりが予測されている。
出資比率は、ジャパンホームシールド66.5%、東急リバブル33.5%。
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