不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は、木造の新築一戸建てを購入し、そこに30年以上住んでいる50代~70代の合計495名を対象に、「一戸建て修繕の実態」に関する調査を行った。それによると、回答者宅の現在の平均築年数は35.8年で、新築時から現在までに自宅修繕にかけた費用の総額は平均556万円だった。築年数が古いほど、修繕費がかかっている傾向が見られた。
また、自宅の各場所について、これまでに修繕を行った回数や修繕費の合計などを聞いたところ、修繕した割合が多かった場所は「外壁」(84.4%)、「給湯器」(83.2%)、「トイレ」(76.0%)、「お風呂」(同)が上位だった。1位の「外壁」を修繕した人の修繕回数は平均1.8回、修繕費の合計平均は135万円だった。修繕が1回の人だけに絞ると費用は平均100万円だった。
そのほか、これまでに自宅の修繕費を毎月積み立てていた経験があるかを尋ねたところ、経験がある人は9.9%だった。経験がある人に毎月の積み立て額を聞いたところ、平均は1万6288円、積み立てた総額は平均361万円だった。
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