日本ユニシス・エクセリューションズ(東京都江東区)は8月1日、住宅設計3次元CADシステム「DigiD(デジド)」のオプションソフトとして展開する、プレゼンテーションに特化した業界営業向けソフトウェア「AIREALMEISTER(エアリアルマイスター)」の新バージョン「V8.4」の提供を開始する。
今回のバージョンアップでは、同ソフトのオプション機能であるV-Ray静止画出力機能に「全方位パノラマ」と「GearVR形式」の2種類のパノラマ形式の画像出力機能を追加した。操作方法は通常のV-Ray静止画出力と変わらず、各パノラマ形式を選択するだけで利用できる。また、V-Ray3.0に対応しており、レンダリングスピードも向上している。
出力した各パノラマ画像は、専用ビューワなどで見ることができ、ヘッドマウントディスプレイと併用して使用することで高品質なVRを体験できる。7月15日時点で動作確認済みのヘッドマウントディスプレイは、「Oculus Rift DK2」(全方位パノラマ形式のみ)、「GearVR + Samsung GalaxyS7 edge/S6 edge/S6」(全方位パノラマおよびGearVR形式)となっている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。