YKK AP(東京都千代田区)は、断熱性に優れ、冷暖房の消費エネルギーを大幅に抑えられる環境性能とデザイン性を兼ね備えた高性能樹脂窓「APW330」を販売している。樹脂フレームとLow-E複層ガラスを標準採用し、熱貫流率1.48W/(m2・K)の断熱性を備える。
ガラス構成は、3mm+中空層16+3mm。2枚のガラスの中空層とガラス内側の金属コーティングにより熱の伝わりを軽減し、単板ガラスの約4倍の断熱効果を発揮する。夏場の冷房効果を高める「遮熱タイプ」と冬場の暖房効果を高める「断熱タイプ」を選択できる。樹脂フレームの熱の伝わりはアルミの約1000分の1で、室内外の温度差で生じる結露を大幅に軽減する。
デザイン面では、新しい「ガラス接着技術」によってフレームのスリム化を実現。コーナーの溶接部は、同社独自の「樹脂溶接技術」によりフラットに仕上げた。そのほか、室外側からクレセントやハンドルが見えにくいデザインや、室内側では窓額縁がすっきり収まるアングル一体枠を樹脂窓で初めて採用した。
引戸と錠が一体化した「戸先錠」や、ハンドルを回転するだけの操作で開け閉めできる「オペレーターハンドル」により機能性も高めている。外観色の経年変化を抑えるため、フレームには耐候性に優れたアクリル階層を採用している。
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