デルタ電子(東京都港区)は8月1日、定格出力9.9kWの屋外用で最高クラスの高変換効率(96.5%)を達成した太陽光発電システム用パワーコンディショナ「RPI H10J」を発売する。
同製品は、「RPI H」シリーズの最新モデル。コンパクト設計により最軽量クラスの質量38kgを実現したほか、塩害地域対応、6系統の大容量マルチストリング機能などを備える。また、従来モデル同様、屋外設置時に課題となる防塵・防水対策としてファンレス完全密閉構造とすることで保護等級IP65の環境耐性を実現。赤さび、腐食などの塩害への対策としてアルミシャーシを採用し、設置作業を容易にするフロント扉開閉構造を備える。
「RPI H」シリーズでは、今回の9.9kWモデルをラインナップすることで、全量買取制度向けの単相低圧連系システムおよび余剰買取制度向けの家庭用10kW未満システムが容易に構築可能となる。同製品の年間販売目標台数は1万台を予定する。
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