建築材料の輸入及び商品開発と販売を手掛けるブライトン(東京都品川区)は、熱変化や水に強く、耐久性・耐クラック性に優れた下地用セメントボード「ユーティークリート」を展開している。1974年にアメリカの「Fin Pan社」によって開発されたオールラウンドな下地コンクリートボードで、長年にわたる豊富な実績に裏付けされた優れた性能を備え、日本でも東日本大震災で被害のあった東北で検証済みのクラック防止システムとして数多くの採用実績を持つ。
同製品は、寒暖の差や朝露によるボードの伸縮、衝撃や振動によるクラックを抑制する高い耐クラック性を持つ。気候変化への強さから、凍結融解試験(ASTMC666)でも、全く形状が変化しないという。同社取り扱いのクラック防止性能が高いグラスファイバーメッシュと合わせて使用する「ユーティークリートセメントボードシステム」によって目地のない大きな壁を提案する。
また、防火認定、45分耐火構造、不燃材料の認定を取得し、防火法規上で必要な通気工法の複合断熱(外張りと充填断熱)で木造3階建て住宅にも使用可能。
同製品は、厚さ11mm、重さ12.1kg/m2と軽量なため、施工工程を簡素化し、施工に伴う作業日数と人数を抑えられる。R壁(局面壁)、大壁の施工が可能なほか、塗り壁、しっくい、吹き付け、タイルなど様々な外壁、内装の仕上げ材に対応することができる。
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