リビタ(東京都渋谷区)は、戸建てリノベーション事業「HOWS Renovation(ハウス リノベーション)」において、販売価格に構造・劣化改修費用を含んだ中古戸建てリノベ商品“HOWS Renovation Base(ハウス リノベーション ベース)” の販売を開始する。
新商品は、中古戸建てのリノベーションを行う上で不安要素となりやすい「構造」や「劣化」に関して、同社が既存建物の躯体性能の見える化・向上の提案を行い、その改修を前提に販売を行うことで、購入者が安心して自由設計(インフィルや外構等)を楽しめるベースとなるハコを提供するもの。マンションと比較して、改修範囲や改修費用が分かりづらい躯体性能部分に対する不安が解消されることで、これまでハードルが高かった戸建てリノベーションが身近になり、中古戸建て流通の促進に繋がる。
第1弾物件は、神奈川県川崎市の「百合ヶ丘の家」。1996年3月竣工の木造スレート葺2階建て。建物面積は119.24m2。販売価格は4280万円(税込)。販売価格には、 既存建物調査(排水管等のインフラも含む)、 耐震診断・耐震適合証明書の発行(現行法レベル)、 建物性能確保工事費(瑕疵保険加入レベル)、長期修繕計画案の立案などを含む。
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