日本国中どこでも地震発生の可能性があります。地域の工務店は、安全な住宅の供給から日ごろのメンテナンス、地域の防災活動などいろいろな場面で、防災をテーマに地域への貢献ができる立場にあります。ただ、今回の熊本地震では、建築基準法の枠内の家づくりでは対応しきれない面が浮き彫りになりました。そこで命を守るための家づくり(性能)を改めて考える機会とするとともに、被害を最小限に抑える災害に強い地域・コミュニティーの構築に向け、工務店の役割と実現のための具体的なスキルを習得していただくためにセミナーを開催します。
※セミナー参加費による収益は被災地への義援金として寄付します。
スケジュール
日時: | 9月2日(金)13:00~17:30(開場12:30) |
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場所: | 品川フロントビル (港区港南2-3-13 品川駅港南口より 徒歩5分) |
参加費: | 新建ハウジング・リスク対策.com・保険毎日新聞・新建新聞・新建JOHO購読者5,000円/名 (非購読者は10,000円/名) 熊本・大分からの参加は無料 ※新建新聞社刊 『震災復考』(樫原健一・著)書籍代込み ※セミナー収益は被災地に寄付 |
定員: | 100人 |
対象: | 地域工務店 工務店を支援する住宅関連企業・団体 |
セミナープログラム[予定]
基本テーマ
住宅の耐震性能の向上と災害時の工務店の対応力の強化
「震災の現場で見えた住宅に求められる技術・設計」 M’s構造設計代表取締役 佐藤実氏 |
「工務店の底力 熊本からの報告」 エバーフィールド代表取締役 久原英司氏 |
「制震技術に関する情報提供」 アイディールブレーン |
「BCP(事業継続計画)が工務店の新たなビジネスになる」 リスク対策.com編集長 中澤幸介(新建新聞社) 「地域工務店と保険代理店による新たな顧客サービス ~災害への不安を技術と保険の両面からサポート~」 イーアライアンス代表取締役 小林 俊幸氏 |
まとめ「顧客と地域を守る工務店の存在価値~ホームドクターの可能性」 新建新聞社代表取締役社長 『新建ハウジング』発行人三浦祐成 |
特別協力:保険毎日新聞社
セミナーの目的
1.専門家の調査を通して戸建て住宅の構造性能と耐震診断・改修の重要性を再考する
2.工務店の体験談を通して事前の防災・事業継続対策と災害時の対応を準備する
3.リスク管理の視点から顧客と地域を守る工務店の平時を含めた対応力を身に付ける
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