一般社団法人日本木造住宅産業協会(東京都港区)は、職業訓練法人全国建設産業教育訓練協会富士教育訓練センター(静岡県富士宮市)の協力を得て、「木造大工及び工事管理者初級」コースを設立し、11月28日~12月15日の期間で教育訓練を実施する。
同コースは、木造軸組住宅の工事概要、建て方施工法及び金物・工具類の取り扱い、安全作業について、基礎的な技術・技能を学ぶことを目的とするもので、静岡県知事認定職業訓練として認定取得を予定する。認定取得により一定の要件を満たす事業主は、雇用関係助成金(キャリア形成促進助成金・建設労働者確保育成助成金)を利用することで教育訓練費用の負担が軽減される。
受講対象は、初級者(実務経験0~5年)で、木住協会員、会員の下請け、関連会社等に雇用されている技能者・技術者。募集人数は15名。訓練場所は、富士教育訓練センター(静岡県富士宮市根原492-8、東海道新幹線「新富士駅」より送迎)。
受講費用は25万6260円。ただし、各会員、非会員の条件により補助金が支給されることで実質負担額は異なる。
助成金等の受給要件等についての説明会・個別相談会を9月12日に木住協会議室で実施する。募集期間は8月10日まで。問い合わせおよび申し込みは日本木造住宅産業協会(担当=磯崎)まで。
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