日東精工(京都府綾部市)は7月15日、戸建住宅の自動地盤調査機「ジオカルテ」シリーズの累計販売台数が2000台を突破したと発表した。
同製品は、スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)をコンピュータ制御によって初めて自動化した調査機で、従来の手動式試験方法から大幅な能率向上を図り、快適で正確な貫入試験を実現。スクリュードライビング試験サウンディング試験機(SDS試験機)をシリーズに加えて展開している。
同社は近年、地震の多いニュージーランドや軟弱地盤の多いタイでの適用に向けた研究を進めるなど、海外展開を加速。また、産学連携の強化により、月面地盤調査の研究に協同機関として参画することが決定するなど、新たな地盤調査手法の確立を目指している。
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