公益財団法人LIXIL住生活財団(東京都江東区)は7月20日、「第6回LIXIL国際大学建築コンペ公開審査会」を東京で開催する。同コンペは大学生による自由な発想のもと、次世代サステナブル住宅の技術を模索・検証し、社会に発信することを目的としたもので、6回目の開催となる今回は、「Comfort and Lightness(ライトウェイトな快適さ)」をテーマに、初めての試みとなる組み立て・移動できる軽い住居の提案を、世界10カ国12校の指名大学から募った。
公開審査会では、書類審査を通過した「デンマーク王立芸術アカデミー(デンマーク)」「HESAM University/パリ・ラ・ヴィレット建築大学(フランス)」「横浜国立大学(日本)」の3校によるプレゼンテーションを行い、最優秀作品を決定する。会場には、学生たちが実際に制作した提案作品の模型を展示する予定。
審査委員は、審査委員長の隈研吾氏(建築家、東京大学教授)をはじめ、野城智也氏(東京大学副学長、東京大学生産技術研究所教授)、新谷眞人氏(構造家、早稲田大学名誉教授)、塚本由晴氏(建築家、アトリエ・ワン共同代表、東京工業大学大学院教授)、デイナ・バントロック氏(建築家、カルフォルニア大学バークレー校 環境デザイン学部建築学科教授)が務める。
公開審査会の開催日時は7月20日の15時30分~18時30分(受付開始15時)。 会場は、経団連会館(東京都千代田区大手町1-3-2)2Fの国際会議場。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。