みずのかぐ(愛知県名古屋市)が中心となって展開する、森林の保護&体感&循環型プロジェクト「kodama project」(コダマプロジェクト)は7月1日、クラウドファンディングサービス「READYFOR」を利用して、山の上流の木で作る、動かせる小屋「コダマベース」の制作・販売に向けた資金調達を開始した。
「コダマプロジェクト」は、木曽三川上流の岐阜県産材を使って、下流の名古屋にて生産販売を行うプロジェクト。これまで、愛知、岐阜の木曽三川の下流の各ショップで岐阜県産材を使った「コダマデスク」などを販売。「コダマデスク」を予約した親子には、岐阜の東白川山へのコダマの冒険旅行(1泊2日)に参加し、山や工場を見学して職人とともにパーツ製作する機会などを提供している。また、「生活道具」の新商品開発で学生を対象とした新商品コンペも展開している。
今回、クラウドファンディングによって資金調達を行う「コダマベース」は、モダンでシャープなデザインを備え、杉材のあたたかい感触を感じられる小屋。建築申請が不要で、移動、再販も可能。用途によって「ホームタイプ」と「ショップタイプ」の2タイプを展開する。大きさは、W5460mm×D1820mm×H2800mm。価格は、「ホームタイプ」が198万円、「ショップタイプ」が248万円。8月29日にお披露目発表会&発売開始を予定する。
クラウドファンディングによる目標金額は200万円。支援コース(税込)は、3000円~198万円まで11コース。受付期間は9月6日の23時までとなっている。クラウドファンディングのサイトはこちら。
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