「ファースの家」を展開する福地建装(北海道北斗市)は、同社の住宅に標準搭載する「健康空気循環システムAI キット」に、協立エアテック(福岡県粕屋郡)、トルネックス(東京都中央区)、同社の3社で共同開発した新型ハイブリッド空気浄化システム(クリーンファンネル)を搭載し、屋外からの空気(PM2.5、黄砂、花粉、排気ガス他)が取り込まれる実邸において空気清浄力の効果検証を行った。
「健康空気循環システムAIキット」を稼動させた上で、室内で線香を燃焼し、粉塵を室内に充満させた状態でハイブリッド空気浄化システムを稼動させて測定を開始。経過時間15分毎にパーティクルカウンター(リオン製KC-01C)で測定・記録を行った。その結果、5時間後には粒子径0.3μmの粉塵の数が約95%減少。また、粒子径0.5μmでは約97%、1.0μmでは約95%の集塵効率を達成して清浄化を実現した。
ハイブリッド空気浄化システム(クリーンファンネル)は、トルネックス電子式集塵フィルタを搭載。繊維状フィルタと異なり、目詰まりが無く換気量に影響しないほか、湿度や温度環境に合わせ、最適な制御を自動で行うことにより、使いはじめと変わらない集塵性能を長期間維持する。
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