アキレス、新たに断熱リフォーム市場の開拓を強化

　アキレス（東京都新宿区）はこのほど、これまでの新築住宅用を主体とした断熱材供給に加え、新たに断熱リフォーム市場の開拓に注力していく考えであることを明らかにした。

　既存住宅の快適性向上と健康的な住環境づくりを目指したもので、リフォームにおける対応工法や製品開発を一層推進し、十分に普及しているとは言えない断熱リフォームの市場開拓および拡大を進めていくという。断熱リフォームでの初年度売り上げ目標は３億円。

　市場展開の強みとしては、多彩な断熱材を開発・製造・販売していることにより、使用用途や工法など顧客のニーズにあわせた断熱材の選択が可能な点をあげている。また、既存の内装材や床材を解体せずにリフォームができる、断熱複合パネルによる上張り断熱リフォーム工法など、簡単で手軽な工法の提案も実施していくという。

断熱複合パネル「アキレスＨＣパネル」による既存壁への上張り断熱リフォームの様子

断熱ボード（アキレスジュウテンＲ）による既存床下からの断熱リフォームの様子