福井コンピュータアーキテクト(福井県坂井市)は7月20日、VR(バーチャルリアリティ)に対応した新商品、バーチャル空間体感システム「ARCHITREND VR」(アーキトレンド ブイアール、本体価格90万円)をリリースする。また、全国7都市でVR体験イベントを開催する。
同製品は、3D建築CADシステム「ARCHITREND ZERO」で作成したプランデータを利用し、これまでの画面を視るだけのプレゼンテーションから、圧倒的な没入感でまるで自分がその場に立っているかのような空間体験が可能。対応するヘッドマウントディスプレイを装着することで、キッチン周りの高さやスペース、リビングなど目線の違いによる空間の広がりなどもリアルに感じることができる。
また、建材・設備と住まいの3Dシミュレーションサイト「3Dカタログ.com」と合わせて活用することで、棟ごとにプランや仕様が異なる住宅のプレゼンテーションにおいてもリアリティのある提案が可能になる。
同システムの利用には、別途「ARCHITREND ZERO Ver.3」以降の「ZERO基本」以上のプログラムと、対応するヘッドマウントディスプレイ機器(Oculus VR社製「Oculus Rift」、HTC社製「HTC Vive」)が必要。今後、他社製のヘッドマウントディスプレイについても対応を予定する。
VR体験イベントは7月21日以降、東京、福岡、埼玉、名古屋、大阪、広島、仙台で順次開催する。詳細および参加申し込みはこちら。
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