住生活グループは5月2日、海外事業やリフォームなどストック分野での事業を拡充し、2015年度までに売上高3兆円を目指す中期ビジョンを発表した。同グループの2010年度の売上高は1兆2149億円で、5年で約2.4倍にする。
中期ビジョンでは、「住生活産業におけるグローバルリーダーとなる」ことを掲げ、売上高国内2兆円、海外1兆円の目標を設定した。
国内ではリフォーム分野を強化するほか、太陽光発電や節電・節水といった環境分野での事業を強化していく。海外では、アジアなど新興国での事業拡大を図るため、多国籍優良企業のM&Aなどを実施していく。
また、既存の国内事業については、主要5社統合による重複解消などで2013年度までに固定費を30%削減し、営業利益率10%の達成を目指す。
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