住生活グループは5月2日、2011年3月期の連結決算を発表した。売上高は23.6%増の1兆2149億円だった。営業利益は前の期に比べ55.5%増の404億円、最終損益は、前の期の53億円の赤字から157億円の黒字となった。東日本大震災での工場被災などで29億円の特別損失を計上した。
売上高の増加には、国内新規の連結による増加がプラス1803億円と大きく寄与している。
2012年3月期の業績予測については、震災の影響で未定とした。同社によると、現在、工場などは順調に回復しつつあるが、着工の遅れなどから、納品ができず在庫が増えている状況という。
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