太陽光発電システムの販売・発電事業を展開するハンファQセルズジャパン(東京都港区)は6月29日、ホームセンター大手のコメリ(新潟市南区)が展開するリフォームサービス店舗「コメリリフォーム」で、同社の「QCELLS太陽光発電工事パック」の取り扱いが始まったことを発表した。
「QCELLS太陽光発電工事パック」は、独自の“Q.ANTUMセル技術”を用いた太陽電池モジュール「Q.PLUS-G4.1シリーズ」、パワーコンディショナ、架台などの機器一式と、標準取り付け工事、手続きまでがセットになり、ユーザーに負担をかけることなく住宅用太陽光発電システムの設置が可能なサービス。
住宅用太陽光発電システムの高い発電能力や保証体制などが、コメリの提案する、人に優しく、地球に優しい住まいのあり方としての「スマートハウス」に有用と認められ、取り扱いが実現した。コメリでは全国1183店舗のうち88か所のリフォームサービス店舗を皮切りに順次取扱店を拡大していく予定。
同社独自の“Q.ANTUMセル技術”は、セルの裏面に特殊なナノ・コーティングを施し、無駄になっていた太陽光のエネルギーをセル内に閉じ込めることで活用度を高め、より多くの電気を生み出すもの。2011年には発電効率19.5%を達成し、多結晶セルの世界新記録を樹立。2015年には、世界の太陽光関係者7万人が投票して決める「Solar Industry Awards」の「革新的なモジュール製造部門」で、Q.ANTUM技術を使ったQ.PLUS‐G4が優勝した。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。