京セラグループ(京都市伏見区)は、夏の省エネ活動の一環として、建屋の窓や外壁の一部にゴーヤやアサガオなどの植物を育てることで空調負荷を低減する「グリーンカーテン(緑のカーテン)」の取り組みを国内の27拠点で実施する。
同グループのグリーンカーテンの取り組みは、2007年に長野県岡谷市とNGO「環境市民会議おかや」(当時)が共催で呼びかけた「緑のカーテン」大作戦に、京セラ長野岡谷工場が参画したことが始まり。以来、各拠点へと展開をはかり、今年で10年目を迎える。
2016 年の京セラグループ各拠点のグリーンカーテンの合計は全長約710mで、総面積は約2900m2 に育成する計画。成長とともに吸収するCO2の量は年間約1万kgを見込む。
同グループでは、環境省が定める6月の環境月間から電力使用量のピークが過ぎる9月末までを「夏のエコチャレンジ」として、省エネ活動や環境イベントへの参加など、積極的な活動を展開する。
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