国土交通省は5月2日、同日成立した2011年度補正予算に計上された予算のうち、公共土木施設の緊急対応や、災害公営住宅などの供給に関する予算などについて配分を発表した。
住宅局関連の予算は事業費1557億2000万円。被害が大きい岩手県、宮城県、福島県を中心に重点的に配分した。
事業別では、災害公営エ住宅の整備などを進める「災害公営住宅整備事業」に1457億5000万円、民間事業者を活用した地域優良賃貸住宅の整備を進める 「災害復興型地域優良住宅整備事業」に70億円、公的賃貸住宅団地に併設する高齢者生活支援施設などの整備を進める「高齢者生活支援施設等併設事業」に 29億7000万円を配分。