室内用スチール階段を製造しているカツデンアーキテック(東京都台東区)は6月22日、埼玉県の「木部工場」に投資総額1億円弱をかけて粉体塗装ラインを新設したと発表した。
これにより、スチール製品を生産している「団地工場」(埼玉県児玉郡)では対応できなかった、4.5m以上の階段にも塗装が可能となった。
新設ラインでは最大6mの長さまで対応可能のため、受け入れ能力は2倍に拡大。このため、外注業者に依頼していたために発生していた品質問題や繁忙期の納期問題を軽減することができるという。
アルミ建材をメインで生産していた「木部工場」においてスチール建材の比率を増やすことで、階段全体でも多くのニーズに対応できる体制が整ったとしている。
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