国土交通省は6月21日、第29回国土審議会土地政策分科会企画部会を開催し、人口減少下での土地政策のあり方を示した「土地政策の新たな方向性2016」案について議論した。土地利用の個別条件に対応した宅地ストックマネジメントを実現するため、空き家・空地の新たな流通・活用スキーム構築や「志ある資金」活用による空き家・空き店舗の再生・活用などを盛り込んだ。
新たな空き家・空地活用として隣地との一体利用、移住、起業、高齢者福祉のための活用、地域のエリアマネジメント団体の活用、都市の緑や農としての活用、脱市場化活用も含めた方向で進める。
最終とりまとめは7月下旬の第30回企画部会で行われる予定。