日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協、東京都千代田区)は、阪神・淡路大震災の発生をきっかけとして設立して以来、16万棟の耐震診断で培ったノウハウにより事業者をサポートしている。現在、安全・安心な住まいづくりと耐震社会の構築を目指して共に活動する組合員を募集している。
木耐協は、国土交通省が2014年9月に創設した「住宅リフォーム事業者団体登録制度」の登録団体として、消費者が安心してリフォームを行える環境の整備を図るため、事業者の業務の適正な運営確保および消費者への情報提供を進めている。活動内容としては、実際の木造住宅を使用して現地調査の確認点や判断方法を研修する「耐震事業現地研修会」、耐震診断の基礎や効率的な補強設計方法を学ぶ「耐震診断・補強設計研修会」、地域ごとに最新情報を共有する「定例勉強会」など、多種多様な研修を提供している。
また、全国で「耐震技術認定者講習会」を開催し、講習後の考査に合格した組合員には「耐震技術認定者」の資格を発行している。そのほか、研修内容の再確認や耐震診断・補強現場での疑問点、補強設計上の判断など、耐震に関する情報提供を電話で行うほか、フルカラーの会報「マンスリーレポート」の発行による情報提供も行っている。
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