M’s構造設計(新潟市)、東昭エンジニアリング(横浜市)、エー・エス・ディ(横浜市)の3社は、「構造設計と施工管理の問題」に起因する地震による建築物の倒壊を防ぐために協業し、6月16日より地域密着の工務店・設計事務所を対象にした支援活動を行うと発表した。
3社はこれまで、多くの建物被害をもたらした熊本地震の現地調査を実施してきた。その要因が構造設計不足や施工管理不足にあることに憂慮し、地震倒壊を防ぐために、工務店・設計事務所に対し、各社の強みを生かした幅広い支援活動を共同で展開する。
今後は、M’s構造設計が運営する「構造塾」(設計スキルの底上げ)と、東昭エンジニアリングの「構造設計」、そしてエー・エス・ディの「施工管理」を相互連携させて、新たなサービスを提供していく。
6月20日には、現地調査の報告や地震で住宅を倒壊させないための対策を共有する「熊本地震緊急セミナー」を都内で開催する。参加費無料。詳細、問い合わせは、エー・エス・ディ 営業部 TEL045-478-2482(加藤、斉藤)または、メール [email protected]まで。
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