全国750金融機関、1万6000の住宅ローンプランを比較できる「WhatzMoney住宅ローン」を手がけるWhatzMoney(東京都新宿区)はこのほど、全国750金融機関の住宅ローン金利状況を調査して公開した。それによると、6月1日現在、最も金利が安い住宅ローンは、三井住友信託銀行の2年固定金利 0.300% だった。そのほか、北海道労金、三菱UFJ信託銀行、イオン銀行、住信SBIネット銀行、滋賀銀行が同日現在で0.3%台の金利プランを提供している。
10年固定金利型の主要銀行(ネット銀行・都銀・信託・地銀 82行)の金利動向は、平均金利が1.022%となり、前月比では0.001%の低下にとどまった。2月のマイナス金利導入以降の金利引き下げ幅では最小となり、更なる金利引き下げの可能性は限定的とみられる。調査対象の82行のうち、10年固定金利型で5月から金利を引き下げたのは11行だった。
そのほか、変動金利型では主要銀行(ネット銀行・都銀・信託・地銀 79行)の平均金利が1.044%で、前月比0.001%低下した。フラット35は、5月に比べて金利が上昇。返済期間20年以下の最安プランは0.990%プランとなり、1%を切っているものの、前月比では0.030%上昇している。
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