首都圏を中心に不動産事業を展開するジェクトワン(東京都渋谷区)は6月15日、地域活性化のブランディング業務を行うB&C Lab(ビーアンドシーラボ、東京都港区)との協同事業として、社会問題解決型の空き家活用サービス『アキサポ』を開始する。
同サービスは、物件周辺の立地環境や立地条件など現地調査を行った上で、地域性や地域の問題を考慮した空き家活用プランを提案するもの。具体的には、各地で地域ブランディングを手掛けるB&C Labが調査及びプラン作成に加わることで、待機児童が多い地域では保育施設として活用しやすい状態へ物件を改装したり、高齢者が今後急増する地域では高齢者向けの施設として活用しやすい状態へリフォームするなど、その物件周辺の環境に応じたプランの提案を行う。
また、空き家活用のためのリフォーム設計・施工、工事管理、利用者の募集や月々の集金業務、契約や退去などの手続きを同サービスによってすべて行う。定期借家契約の5年間は、月々の賃借料の10%(駐車場の場合は30%)を空き家所有者に支払う。そのほか、リフォーム後のメンテナンス対応など各種サービスによって空き家所有者をサポートする。
同サービスの開始を記念して、固定資産税を2年分キャッシュバックするキャンペーンを実施する。キャンペーン参加は、同サービスへの申し込みの上、今後の事例紹介に協力できる空き家所有者が対象となる。
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