VR(仮想現実)による新しいライフスタイルを提案するナーブ(東京都千代田区)は6月14日、不動産事業者向けサービス「VR賃貸TM」の提供開始を発表した。
同サービスは、賃貸物件の入居希望者が実際に現地に移動することなく、これまでより短い時間で多くの賃貸物件を内見できるようにするための不動産事業者向けヴァーチャル内見システム。
ヴァーチャル内見(VR内見)を活用した、地理的・時間的な制約に縛られない物件提案を導入することで、これまでと同等以上の接客品質を維持しながら、顧客一人あたりの接客時間を短縮できる。また、自社管理物件のVRコンテンツとして日本全国の不動産仲介店舗に配信でき、物件の露出機会が増加することで物件稼働率の向上が期待できる。
同サービスは、物件のVRコンテンツを管理する「NUR*VEクラウド」と、クラウドに蓄積された物件情報をVRで内見する「VR内見システム」で構成される。VR内見システムには、客がVRコンテンツを観るためのVRゴーグルと、営業担当者が客の内見をナビゲートする端末アプリが含まれる。 導入費用は、初期費用が無料で、月額1店舗あたり1万8000円(税別)から導入可能。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。