ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区)は6月8日、慶應義塾大学伊香賀研究室と共同で実施した「高性能住宅R+houseの健康モニター調査研究報告書2015年度版」が5月末に完成したと発表した。今後、研究成果を同社が提供する事業者向け、住宅取得検討消費者向けのセミナーなどで情報提供していく。機密事項を含むことから、一般への公開は行わない予定。
同報告書は、同社が2013年10月から同大・慶應義塾先端科学技術研究センターに委託調査を依頼し、伊香賀研究室と共に継続的に住まい手の住替え前後の健康調査を行い、毎年まとめているもの。高気密・高断熱で性能の高いR+houseについて、満足度を更に高めるだけでなく、住まいの『安心・安全』への関心を高めるため、調査による健康増進効果の検証を行い、消費者にその効果を伝えている。
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