富国物産(長野県長野市)がライカジオシステムズ(東京都文京区) の3次元レーザー測定器Leica 3D Distoを使って開発したサイディング・プレカット採寸システム「FBシステムデジタル」の導入企業が、今年に入り、全国で急増しているという。
同システムは、測定結果の座標データを専用CADソフトウェアにそのまま出力できるもので、外壁測定に特化した専用ターゲットプレートも開発し、採寸からプレカットまでの一体的なシステムを構築している。
採寸結果を現場から無線で事務所に送信し、短時間のうちにCADソフトウェアからプレカット作業に移ることができるため、時間とコストを大幅に削減できる。また、測定値はすべてデジタル化されているため、手書き記録で発生していた記入ミス、計測漏れ、データ入力漏れなど、ヒューマンエラーを防ぐことができる。
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