三和グランド(東京都文京区)はこのほど、建築外構向けの新しい歩行者系舗装材「強化型保水性環境舗装材パワーペイブサンド」を発売した。
多孔質形状の「高炉水砕スラグ」に「単粒度砕石」を組み合わせることで、堅牢性、耐久性、保水性、透水性を兼備。曲げ強度は40kgf/cm2で、従来品・自社製品を上回る。
骨材の「高炉水砕スラグ」には、微細な空隙に水を貯え、路面の温度上昇を抑える働きがある。また、蒸発時には「気化熱」の原理で熱を奪うなど、環境省が示す真夏の暑熱対策にも対応している。優れた透水性は、雨水を速やかに地下に浸透させるため、下水施設の負担を軽減。歩行性も向上する。
高炉水砕スラグには、降雨で起こる水和反応によって強度が増進していく特性があるため、優れた耐摩耗性、強度及び耐久性を発揮する舗装材となっている。
カラーは、グレー、ホワイト、ライトブラウン、ソフトレッド、イエロー、サンドベージュの6色。
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