不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は6月6日、Creww(東京都目黒区)と共同し、新規事業創出を目指すオープンイノベーションプログラムを実施すると発表した。Crewwが提供する、スタートアップ企業と大企業が新しい市場価値を創造するオープンイノベーションプログラム「Crewwコラボ」を活用して実施するもの。同日から新規事業創出パートナーとなるスタートアップ企業とアイデアの募集を開始した。
プログラムのテーマは「スタートアップと衣食『住』を見据えて」。コラボレーションする事業領域は、(1)不動産会社に向けた情報流通・不動産業務支援・消費者向け不動産情報の領域に関連した領域、(2)衣食住の「住」を中心に、暮らしに関わる全ての可能性に関連した領域。
アットホームはスタートアップ企業に対して、全国5万3000以上の不動産店との情報ネットワーク、70万件以上の物件情報と過去事例データ、不動産情報サイト「athome」、不動産総合支援サイト「ATBB」、資金などを提供する。同プログラムにより、様々なジャンルでのCtoCビジネス、不動産業界の伝統的な仲介手数料や広告料以外のビジネスモデル構築、AIやIoTの活用などの展開を期待する。
エントリー期間は6月17日まで。エントリーページはこちら。
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