木材を使って、暮らしと社会を豊かにするモノ・コトを表彰する『ウッドデザイン賞2016』の作品募集が6月20日から始まる。
同賞は、消費者目線での木の良さや価値を有する製品や建築・空間、活動、ビジネスモデル等のグット・プラクティスを広く募集し、国内外に発信するための顕彰制度。「暮らしを豊かにする」(ライフスタイルデザイン部門)、「人を健やかにする」(ハートフルデザイン部門)、「社会を豊かにする」(ソーシャルデザイン部門)という3つの視点から、デザイン性が優れた製品・取組等を表彰する。昨年創設され、今回が第2回目の開催となる。
応募資格は、森林・林業・木材産業関係者、建築・住宅・家具・インテリア産業関係者、設計士・デザイナー・クリエイター、施設・店舗のオーナー、小売・流通事業者、メディアなど、木づかいを推進するすべての人が対象。応募分野・サブカテゴリは、(1)建築・空間・建材・部材分野、(2)木製品分野、(3)コミュニケーション分野、(4)技術・研究分野。
作品の審査は、審査委員長を務めるプロジェクトデザイナーの赤池学氏をはじめ、建築家の隈研吾氏、プロダクトデザイナーの益田文和氏、アーティストの日比野克彦氏、慶應義塾大学大学院教授の伊香賀俊治氏等が担当する。
優秀作品は、最優秀賞(1点)、優秀賞(各部門数点)、奨励賞(各部門数点)、ウッドデザイン賞(=入賞。二次審査を通過したものすべて)として選出される。昨年の同賞では、総応募数822点から、最優秀賞、優秀賞(9点)、奨励賞(30点)、入賞(397点)が選出され、「エコプロダクツ2015」で発表・表彰が行われた。
募集期間は、6月20日~7月20日。応募方法など詳細はこちら。
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