地盤ネットホールディングス(東京都中央区)は5月26日、住宅の地盤に着目し、地盤情報の有効活用による災害対策提言などシンクタンク機能を担う新会社「地盤ネット総合研究所株式会社」(仮称)を設立すると発表した。同日開催の取締役会で決議した。同社の100%子会社として7月に設立を予定する。
新会社の地盤部門による事業内容は、住宅地盤・地盤災害関連の調査研究、住宅地盤・地盤関係の研究開発、産学官連携による各種研究開発、地盤解析・地盤リスク判定の人工知能による解析および自動化、地盤に関するナレッジの集約と普及啓発、事業に係る学会報告・論文執筆、大地震発生時の緊急調査隊の整備及び派遣、地盤インスペクター運営事務局など。
同社グループとして蓄積する地盤情報のビッグデータや知見を最大限に活かし、地震・地盤リスクについて正しく国民に伝え、すべての人々が安心して生活できる住環境を構築することを目的として設立する。
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