サイディングのプレカット工法を進めるREGプレカット協議会(会長:石原教行・イシハラ社長)は5月27日、第5回総会を愛知県内で開催し、今期の事業方針を決定した。重点項目として職人不足への対応強化を掲げ、職人育成の一環としてプレカット職人の認定制度を検討していく。作業効率を高めるため、レーザー採寸の改良やCADとの連携の仕組みも開発していく。また、面材や耐力壁、軒天といったサイディング以外への対応を進めていく。
石原会長は、会冒頭のあいさつで「当初は、残材軽減など環境面の取り組みとして始まったが、最近では職人不足への対応としても注目が集まっている。採用ビルダーも増えており、新工法の開発や普及PRにも力を入れていく」と話した。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。