アルヒ(東京都港区)は、全期間固定金利型の住宅ローン「フラット35」の金利が過去最低を記録し続けている流れを受けて、借り換え前後の金利差についての調査を実施した。ARUHIで「フラット35」を借り入れ、再度「フラット35」へ借り換えを行った527名を対象として、何パーセントの「金利差」で借り換えを行ったのか、借り入れ、借り換えの各金利を比較し、分析した。
調査結果によると、借り換えの金利差は「1.0%未満」が80%以上を占め、1.0%に満たなくても借り換えを行っている人が多数いることがわかった。借り換え前と借り換え後の金利差の最大/最小/平均値は、最大金利差が「1.53%」、最小金利差が「0.16%」、平均が「0.7%前後」だった。
借り換え前と借り換え後、それぞれの住宅ローン金利を調べると、借り換え前の平均金利は「2.20%」、最高金利は「2.63%」、最低金利は「1.54%」。借り換えを実行した人の多くは2013年以前に借り入れており、金利は「2.0%前後」だった。
借り換え後の金利は、平均金利が「1.47%」、最高金利が「2.01%」、最低金利が「1.1%」。借り換えを実行した人の多くは2015年2月、当時「フラット35」が過去最低金利を更新した際の金利「1.37%」(借入期間21年~35年)で借り入れていた。
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