アールシーコア(東京都渋谷区、二木浩三社長)は5月26日、2016年3月期の決算説明会を開催した。今期契約棟数は上半期490棟、下期519棟で、消費増税の反動減だった前期を11%上回り、一昨年並みの契約実績に回復した。契約高は好調な展示場来場を背景に118億円で前期から13.2%増となった。
2017年3月期の業績予想は、好調な来場者数を維持しながら営業量の拡充を図り、さらに非住宅事業の推進によって契約棟数1200棟(前期比20%増)、契約高145億円(同22%増)を予想した。同社は現在ブランド化価値向上のため販社再編を進めており、課題となる営業力強化を目的とした販社への人材派遣などを行いより強固な基盤づくりを目指す。
総括的には集客が順調に推移していながら、契約棟数では順調な来場者数を生かせていないと判断。今期より営業人材開発の取組みを強化するためマイスター資格を導入し、売れる営業への進化を図る。
なお、今年は京都(久御山)と長野(松本)の展示場が新たにオープンし、年内には埼玉(川口)と大分(大分)が完成する予定だ。
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