大建工業(大阪市北区)は5月26日、セブン&アイ・ホールディングスグループが森林整備活動の一環として進めている「セブンの森」から産出されたスギ間伐材を活用した床材「コミュニケーションタフ DW<杉>」が、大型ショッピングモール『セブンパーク アリオ柏』のキッズスペースに採用されたと発表した。
今回採用された床材は、「セブンの森」長野県産杉材による表面化粧単板に同社独自のWPC(Wood Plastic Combination)加工処理を行い、合板基材と合わせることで、ハイヒールや傘などによる凹み傷や、水濡れ、泥汚れ等に対する強さを実現した土足用の床材。
WPC加工技術は、木材に特殊な樹脂を含浸・硬化させることで、木材そのものを強化し、日常生活での傷や汚れに対して画期的な強度を発揮するもの。材質がやわらかく一般的に土足用床材には適さないと考えられる国産スギ材に適用することで、様々な公共商業物件に使用することができるという。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。