パナソニック(大阪府門真市)エコソリューションズ社は6月1日、省エネ、省施工を実現した「PiPit(ピピッと)調光シリーズ」の高機能タイプ「PiPit+(ピピッとプラス)」(セパレートセルコン明るさセンサタイプ、デマンド連動機能タイプ)を発売する。
「セパレートセルコン明るさセンサタイプ」は、昼間の外光をセンサが検知し、あらかじめ設定した適切な明るさに調整するもの。点灯初期の余分な明るさや、改修時の必要以上の明るさを制御し、同社製の従来蛍光灯器具に対して約63%の省エネを実現する。
「デマンド連動機能タイプ」は、外部のデマンドコントロール機器からの接点信号を受け、明るさのレベルを制御できるもの。ピーク電力をカットすることで最大デマンド値(需要電力)を抑制し、電気の基本料金を抑える。エネルギーのトータル管理が可能な同社の「Emanage(エマネージ)」にも対応する。
PiPit調光シリーズは、専用コントローラからの無線通信で調光するため、信号線工事が不要。ライトコントローラの設置は、電源をコンセントから確保できるため、工事の必要がなく、照明器具を取り替えるだけで、簡単に調光システムの導入ができる。
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