国土交通省は、16年度の土地動向についての年次報告(土地白書)を10日の閣議に行った。このなかで土地市場は「土地神話が崩壊し、上場企業を中心に所有資産の見直しが行われた結果、所有と利用の分離が進んだ」と分析。不動産取引市場については、「不動産証券化といった新しい形の土地需要が拡大し、収益性や利便性が重視され、利用価値に応じた価格が形成されつつある」との見方を示した。
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