戸建住宅の地盤調査・建物検査を手掛けるジャパンホームシールド(東京都墨田区)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA、東京都調布市)の「宇宙探査イノベーションハブ」の研究テーマとして採択された「スクリュードライビングサウンディング(SDS)による月面でも利用可能な地盤調査技術の確立」について、JAXA、東京都市大学(東京都世田谷区)、日東精工(京都府綾部市)、東急建設(東京都渋谷区)との共同研究を6月から開始する。
今回の研究は、JAXA内の組織「宇宙探査イノベーションハブ」が地上と宇宙の共通課題の研究開発によるイノベーション創出のために行った研究提案事業に採択されたテーマのひとつ。砂や粘土といった土質を判別できる同社のSDS試験の理論を月面で使用するアースオーガー(堀削機器)のデータ解釈に応用できる可能性がある点、および地上での住宅建築にも有用である点が評価され、採択に至った。
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