住宅購入検討時、7割以上が耐震性を問題視していることが、不動産情報ポータルサイト「HOME’S」を運営するネクストが実施したアンケート調査でわかった。 調査は、戸建てやマンションを購入または今後購入を検討している人を対象に、「購入検討の段階で調べたいこと」について聞いたもの。調査地域は東京、神奈川、千葉、埼玉、京都、大阪、兵庫。 「購入検討の段階で調べたいこと」のトップは、不動産購入の経験のあるなしに関わらず、関東圏では「耐震性」、関西圏では「地域の治安」だった。特に不動産購入の未経験者で耐震性を気にする人は、関東圏で80.7%、関西圏で77.2%にのぼった。 関西圏ではマンションに比べ戸建て購入者の方が地域への関心が高く、「近隣住民」「地域の教育環境」という回答が多かった。 また、マンション購入希望者では関東圏のほうが「物件の資産価値」に対する意識が高かった。 調査時期は2007年12月5日〜10日。インターネット調査で、有効回答数は829人。
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