木造注文住宅を手がけるアキュラホーム(東京都新宿区)とグループ会社のオカザキホーム(愛知県岡崎市)は、子どもたちに木の素晴らしさを伝える「木望(きぼう)の未来プロジェクト」を、近隣の小学校を対象に実施している。2010年に開始し、2015年度までに間伐材で製作した小学校学習用机の天板を合計9896枚寄贈してきた。
出張授業の「ふれあい授業」では、講演やカンナがけ体験などを通じて森林の大切さなど自然環境を学び、木材に直接触れることで木の温もりを知る機会を提供。兵庫県加古川市の浜の宮小学校で昨年7月14日に行った同授業では、災害時における水の大切さなどを伝える講演とともに、井戸掘り体験も行った。
同活動は2011年にキッズデザイン賞を受賞、2012年にグッドデザイン賞「ベスト100」に選出されている。
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