積水化学工業住宅カンパニーの調査研究機関である住環境研究所は、「セキスイハイム」の太陽光発電システム搭載住宅に2009年に入居した人を対象に節電行動などに関する意識調査を実施、結果を発表した。節電意識の変化をみると、前住居と現住居の生活とを比較して「節電・節約に努めるようになった」が47%、「やや節電・節約に努めるようになった」が39%と、9割近くが節電意識が高まったとした。
また、新しい買い取り制度の開始前と後でも、「節電・節約に努めるようになった」と「やや努めるようになった」との回答が合わせて42%と、節電意識の向上が見られた。
節電に対する自己評価については、「十分節電できている」の11%に対して、「節電・節約の余地はあると思う」が73%、「余地は大いにあると思う」が15%だった。「約9割が節電・節約の余地はまだあると考えており、節電・節約に関して非常に意欲的」としている。
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